「やっぱりやめました」とお母さん。
Kさんは字は読めるし、書けるし、自分の名前を書いてハンコを押すことなんて簡単です。
性格はとてもスナオで、とりあえず「はい」と返事が出来ます。
いろいろなことが出来るように見えて、実は常に見守りがいるんだと、
いつもお母さんは言われていました。
これまでに何度か不要な契約をしたこともあり、将来のことを心配されています。
成年後見制度のお話を何度かしましたが、敷居が高いようで(?)、
無理に押し付けるつもりはないのでそのままだったのですが、
先日「そろそろ考えようと思います」とお母さん。
家庭裁判所に申請書類を取りに行かれ、いよいよでしたが、
「財産の一覧」「収支の一覧」を書く欄を見て、
「こんな面倒くさいことは嫌」と思ったそうです。
そうですか…。
今まで、いろいろなチャンスを利用して、施設をあげて、大切さを訴えてきたつもりですが、
「理念」では親ごさんには通じないんだなぁと思いました。
本人のことを一番に思って下さるはずの親に通じないんだから、
広がるはずがないですよね…。
広がらないということは使いにくさを訴えていく力も弱いということです。
国もあわてて制度を作ったものの、本気で広める気もないようだし。
今日はおもしろくないです。
こんな現状は十分わかっていることなんですが、今日はおもしろくないです。
それでも地道に訴え続けなあかんのですね。
しんどいです…。
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